勝訴（和解だが）！祝杯、なる！

2015年6月の事故から5年半近く…2020年9月をもってようやく終わりを見た係争。

□和解、なる

まあ、係争終了時、リアルタイムで報告だけはしたのだけどね…通常の更新だと三カ月～半年位のズレがあるのであらためて記事にしておこう。

…一審の判決に納得が行かず、互いに控訴し、ほぼ一方的に原告（被害者側）の要求が通った結果となる。まあ、こちら側には医師と判定機関の認定があるから、ね。

□贅沢

この年なので今までにも、試験などの努力や経緯を試される事はしばしばあったのだが、今回の判決（和解案）ほど嬉しかったのは、そう無かったなあ…と言う事でお祝いだ！

□酒宴

お気に入りの、喜多方の酒蔵で純米大吟醸その他をまとめ買い…！お高い吟醸を買う、と言うよりも普段は手を出さない乳酸系の「よるぐると」とか買っちゃうのが贅沢。

□酒星眼回

「いのち」などの四号瓶で一万近い特級品を除けば、お値段以上に美味過ぎる「酒星眼回」が本日のメイン。ふふふふ…ふくよかな吟醸香と共にスッと喉を通るあの快感よ…。

□モスバーガー

今回はちょっとハイカロリーなご飯とかもOK。特別な日だからね…日だからね！

□ネオ・モスバーガー

ちなみに少し前に新しくなったというモスバーガー。隠し味に味噌、と書いてあるがイマイチ分からず…ただ、トマト感が弱まったので好みから外れただけな気もする。

□チキンバーガー

流石にバーガー一つではお腹が満たされないので、チキンバーガーを追加…エビカツバーガーと悩んだが、モスバーガーのお供として考えるとこちらに軍配が上がる。

しかしバーガーセットにバーガー一つの追加で1,000円越えってちと高いよね。

美味しい日本酒にお金を払うのは惜しくないのだが、ファストフードみたいなチェーン店でお金を浪費するのはなんだか、無駄遣いをしている様な気がしてならぬ。

□酒宴

奥様と二人、長く続いた闘いの日々を思い出し、噛みしめ、称えあいながら酒宴が進む。

まさか、自分の人生で、裁判官の前で陳述する機会があるとは思わなんだよなあ…まあ、あの時の裁判官はかなり無能で、心証まで考慮した格好にしたのに意味無かったけどな。

等々の話をしながら…今があるのも、証言台にまで立ってくれた奥様あっての事と思うと、感謝の念に堪えない…例え賠償金の殆どが家計行きだとしても、だ…お小遣い…。

□最強説

そして思い出と共にすいすいと呑み、消えゆく酒星眼回。決して弱いお酒ではないのに、何の抵抗も無く喉奥に消えゆく純米大吟醸の飲み易さと怖さよ…！

□ウォーキン

ちなみに本日は駅の反対側、もう少し歩けば違う路線の駅まで行けるんじゃない？と言う遠さのお店まで歩いた事により、中々の歩数を確保する…酔いも回るわな、これ。

さって、これで諸々の問題も片付いたし、今日は早寝して明日は走りに行こう！

ほぼ勝訴！和解ではあるが内容的には勝利だろう。

えー、2020年8月末を以て受傷日より5年半近い紛争を続けた交通事故の裁判に決着を見たので、珍しくリアルタイム更新、本来は更新の予定の無い日に載せてみたりします。

【交通事故民事裁判】のカテゴリを作り、今後は出来事をまとめていく予定。

とりあえず今回は、受傷より決着（和解成立）までの出来事をダイジェストとし、まとめてみる。最終的には来月の支払いを以てCLOSEとなる案件でございます。

興味のない人はこのカテゴリはスルーしても良いし、読み物として読んでもらってもある程度は楽しめる様に書く予定…だし、交通事故の裁判の見本にして貰っても良いかな。

て、事で以下がそのダイジェストでございます。実録、交通事故民事裁判。

------------------------------------------------------------------------------------

【2015】
6/4 受傷日：早朝、出勤途中に被告の運転する車が接触、原告の車両が街路樹に激突。
7中旬 退院：検査・手術・リハビリ（開始）後、退院。以降は通院となる。
8月中旬 業務復帰：中旬より受傷日以前の業務へと復帰する。

【2016】
2月19日 手術：19日入院、21日退院。頭骨サポート用チタンプレート除去手術を実施。
6月 治療終了：橈骨遠位端骨折の治療が終了。
8月 治療終了：橈骨遠位端骨折による角度保全のリハビリが終了
10月 症状固定：脳外科及びリハビリ担当にて診察、症状固定となる。

【2017】
1月 賠償額初回提示：被告保険会社より賠償額の提示。
　　後遺障害の認定併合６級（高次脳機能障害7級、上肢機能障害12級）の説明。
2月10日 弁護依頼：XXXX法律事務所を訪問、弁護士○○氏へ相談及び弁護を依頼する。
6月2日 労災障害認定：労働基準監督署より後遺障害の認定について審査依頼あり。
　　　　　　　　　　　自賠責機構と同様、併合６級の認定。
10月30日 賠償額再提示：被告保険会社より賠償額の再掲示。

【2018】
1月11日 訴訟提起：横浜地方裁判所川崎支部にて訴状を受理される。
2月16日 期日：第一審、一回目期日。
3月22日 期日：第一審、二回目期日。
4月26日 期日：第一審、三回目期日。
6月4日 期日：第一審、四回目期日。
7月11日 期日：第一審、五回目期日。
11月19日期日：第一審、六回目期日。

【2019】
1月10日 期日：第一審、七回目期日。
3月22日 期日：第一審、八回目期日。
4月25日 期日：第一審、九回目期日。
5月8日 給付：後遺障害慰謝料（6級）が担当弁護士の口座へ。
7月19日 期日：第一審、十回目期日。尋問、原告及び原告の妻
9月 期日：第一審、十一回目期日。
　　　　　和解案（後遺障害等級8級、過失割合が8.5：1.5）提起。
10月 期日：第一審、十二回目期日。
12月6日 期日：第一審、十三回目期日。

【2020】
2月18日 判決：第一審、判決言い渡し／判決書受領。
2月27日 訴訟提起：東京高裁にて訴状を受理される。
6月16日 期日：控訴審、一回目の期日。
　　　　　　　「原審判決の内容で和解する意向があるか，検討して欲しい」→却下。
7月13日 期日：控訴審、二回目の期日。
7月28日 和解案到着：後遺障害等級6級、過失割合1.5:8.5の和解案が到着。
8月24日 期日：和解成立
8月28日 期日：和解調書、到着。

------------------------------------------------------------------------------------

…まあ、長いよね。被告側保険会社の粘りにも寄るけれども、やはり年単位で戦う覚悟が必須となる。実際、訴訟を起こしてから、一審がその時間の殆どを占めているし。

当然の事ながら、上記の日だけでは無くて、何度も弁護士事務所に通って戦略などの打ち合わせもいるし、証言台に立つ時の練習なんかもあるので相当な時間が必要。

しかも、費やした時間が返るかと言えば、裁判官次第でもあるから博打要素も高い。

調べて見れば分かるけども、一審（地裁）、二審（高裁）、までは事実審と言われ、状況の確認及び固定となるが、三審（最高裁）は交通事故には無いというか却下だし。

交通事故の殆どが訴訟に至らず、至っても第一審の和解案で許諾してしまう（八割）らしいが、納得の行かない点を限界まで争ったのが、今回のケースとも言える、か。

まあ、結論としてはほぼほぼ納得の行く結果へと落とし込んだと、胸を張って言える…まあ、だからこそ、こうしてネタに出来るのだけども、ね。

てなわけで、溜め込んだネタを消化したら、このカテゴリになると思います。

今は溜め込んだネタのすべてをテキスト化出来ていないので、それを消化した後かあるいは並行してまとめていく予定…気になる方は、まあ、お楽しみにと言う事で。

でも自分の発信で、被告側保険会社の言い様にならず、戦う人が増えたら、嬉しいかな。