悪夢の四日間、自炊=トラウマという意識の更新。 [電子書籍(自炊&kindle)]
以前に少しだけ、半端に手を出して心を折られた自炊作業。
あの作業は辛かった…途中で投げ出せず、かといって労力の割に成果が見合わない事が作業途中で判明し、軽くトラウマったあの自炊作業のリベンジを考える。
□自炊・電子書籍化キット プラス裁断機PK-513L&ScanSnap iX500 FI-IX500A
考えた結果、問題はツールにあった事は明白であり、ならばその解決策として何があるかと調べたところ、自炊用ツール(大型裁断機&高速スキャナ)のレンタルを発見。
DMMレンタル 自炊・電子書籍化キット プラス裁断機
レンタル日数:4日間
レンタル料金:6,800円
送料:2,500円
合計:9,300円(税込)
割とお高い。日数が四日と長めだからなあ…だが、最初と最後の一日は到着までと引き渡しを考えると半日ずつ…合計で三日間と考えるとまあ、こんなものだろう。
□裁断機PK-513L
個人がロールカッターで切り裂くのとはレベルが違う、どう見ても業務用のごつい裁断機…!超重い…!しかし、その重量感こそが切断機能の凄さを期待させる。
…しかし正直なトコロ、良く段ボールに入れて持ってきたなあという重量感である。
□下準備
メインとなるのがB6のマンガ…いわゆる青年コミックと言われるジャンルで、ヤングマガジンとかのコミックサイズ…なのだが、これがそのまま裁断機には入らない。
裁断機には挿入できる高さの制限がある為、まずは書くコミック類を半分に分割する。大体真ん中で逆折にし、カッターで下まで押し切っての二分割で取り込み可能に。
□裁断開始
分割されたコミックを裁断機に挿入し、糊付けされていて読む上では視界に入らない部分をバヅンと切り落とす…うん、この重量が無いと本体が動いちゃうんだなコレ。
今回の自炊予定の本をほぼ全て、分割&裁断と考えるとそれだけで一日以上は掛かるだろう…手持ちの本をほぼ全て、電子書籍化する予定なのだ…が、流石に飽きてくる。
□スキャニング
手順の確認の為、…と言い訳しながら、裁断済みのコミックをスキャナ(ScanSnap iX500 FI-IX500A)へとセット…おおお、速いわ…見た目は小さいのにパワフルだ。
とは言え、一度にセットできる枚数が少ない為、コミックなら3~4回に分割してセットをしなければならないのが、ちと辛いトコロだろうか…放置出来れば楽なのだが。
まあ、それはさておき、なんとか自炊までの道筋が出来た事を確認する。
□失敗
ちょっと調子に乗ってバヅンバヅンとやっていった結果、裁断機の歯が斜めに入って失敗したりもする…あああ、レンタル期間中にブコフ辺りで買ってこないとだあああ。
ちなみに、最終的に10冊ぐらいの裁断ミスをしたことを記載しておくことにする。
□本番
さって、ここまでは失敗しても大泣きしないで済む作品からスタート…したのだが、ここからは本番と言うか、失敗したら入手が面倒な作品へと手を付ける事になる。
キリン全巻セットとかもう、探し出すのすら手間だからなあ…うし、気合を入れるか。
□編集
ある程度の処理が済んだところで、今度はファイルの編集へと移行する。
…と書くとサクサクと進んで見えるが、ここに至るまではそこそこのトラブル&睡眠と食事二回(しかもカップ麺とか)以外はろくに休憩も無く、裁断&スキャンの日々。
それが実質四日となればもう、意識も朦朧としてたっけなあと言う記憶だけが残る。
結果としてコミックやら小説やらで、600冊弱の自炊化を完了したのだけれども、もう二度とやりたくないと言う思いだけが強く残る…達成感よりも辛さの方が大きかった。
24時間-8時間(睡眠)=16時間×60=960分×3=2,880分、それで600冊。一冊辺りで4.8分、5分弱…で裁断からスキャンなど出来る訳も無い。
なので、削ったのは睡眠時間…食事等の休憩時間はそもそも想定外と言う強行軍…。
□Kindle PaperWhiteへ
自炊したpdfファイルをmobiファイルへとコンバート…もまた、冊数を考えると果てしない時間が掛かるのだが、これは時間制限が無いので緩々と進める事にする。
この四日間で精魂尽き果てたので、あと一カ月ぐらいの間に片付けば良いや…。
しかし、こうやって成果物になったものを確認すると、じわじわと喜びが沸き上がって来るなあ…そして今後はもう紙の本とかダメだよなあ、と言う思いを強くする。
新刊で購入し大切に保存していた小説を、今回の作業の為に部屋の奥から出してきたところ、紙が真っ黄色に変色していたからなあ…数年と経っていないハズなのに、だ。
□試し読み
電子書籍化したファイルを試し読み…スキャニングしながらのチェックはしているのだが、実際にPaperWhiteに落とし込んで読んでみるとまた、新たな達成感を感じる。
そして、本来は真っ黄色を通り越してオレンジに近いレベルに黄ばんだ漫画だったのに、グレースケールで取り込んだ画像はこんなにもすっきりとキレイなホワイト&ブラック。
苦労の甲斐はあった。溜め込んだ資産は劣化しないデジタルな資産へと変化を遂げた。
但し、その代わりに自炊=トラウマという意識の更新も図られたので、もう絶対にやりたくないとの思いも強くした…まあ、今後は電子書籍でしか買わないから、大丈夫だろう。
あの作業は辛かった…途中で投げ出せず、かといって労力の割に成果が見合わない事が作業途中で判明し、軽くトラウマったあの自炊作業のリベンジを考える。
□自炊・電子書籍化キット プラス裁断機PK-513L&ScanSnap iX500 FI-IX500A
考えた結果、問題はツールにあった事は明白であり、ならばその解決策として何があるかと調べたところ、自炊用ツール(大型裁断機&高速スキャナ)のレンタルを発見。
DMMレンタル 自炊・電子書籍化キット プラス裁断機
レンタル日数:4日間
レンタル料金:6,800円
送料:2,500円
合計:9,300円(税込)
割とお高い。日数が四日と長めだからなあ…だが、最初と最後の一日は到着までと引き渡しを考えると半日ずつ…合計で三日間と考えるとまあ、こんなものだろう。
□裁断機PK-513L
個人がロールカッターで切り裂くのとはレベルが違う、どう見ても業務用のごつい裁断機…!超重い…!しかし、その重量感こそが切断機能の凄さを期待させる。
…しかし正直なトコロ、良く段ボールに入れて持ってきたなあという重量感である。
□下準備
メインとなるのがB6のマンガ…いわゆる青年コミックと言われるジャンルで、ヤングマガジンとかのコミックサイズ…なのだが、これがそのまま裁断機には入らない。
裁断機には挿入できる高さの制限がある為、まずは書くコミック類を半分に分割する。大体真ん中で逆折にし、カッターで下まで押し切っての二分割で取り込み可能に。
□裁断開始
分割されたコミックを裁断機に挿入し、糊付けされていて読む上では視界に入らない部分をバヅンと切り落とす…うん、この重量が無いと本体が動いちゃうんだなコレ。
今回の自炊予定の本をほぼ全て、分割&裁断と考えるとそれだけで一日以上は掛かるだろう…手持ちの本をほぼ全て、電子書籍化する予定なのだ…が、流石に飽きてくる。
□スキャニング
手順の確認の為、…と言い訳しながら、裁断済みのコミックをスキャナ(ScanSnap iX500 FI-IX500A)へとセット…おおお、速いわ…見た目は小さいのにパワフルだ。
とは言え、一度にセットできる枚数が少ない為、コミックなら3~4回に分割してセットをしなければならないのが、ちと辛いトコロだろうか…放置出来れば楽なのだが。
まあ、それはさておき、なんとか自炊までの道筋が出来た事を確認する。
□失敗
ちょっと調子に乗ってバヅンバヅンとやっていった結果、裁断機の歯が斜めに入って失敗したりもする…あああ、レンタル期間中にブコフ辺りで買ってこないとだあああ。
ちなみに、最終的に10冊ぐらいの裁断ミスをしたことを記載しておくことにする。
□本番
さって、ここまでは失敗しても大泣きしないで済む作品からスタート…したのだが、ここからは本番と言うか、失敗したら入手が面倒な作品へと手を付ける事になる。
キリン全巻セットとかもう、探し出すのすら手間だからなあ…うし、気合を入れるか。
□編集
ある程度の処理が済んだところで、今度はファイルの編集へと移行する。
…と書くとサクサクと進んで見えるが、ここに至るまではそこそこのトラブル&睡眠と食事二回(しかもカップ麺とか)以外はろくに休憩も無く、裁断&スキャンの日々。
それが実質四日となればもう、意識も朦朧としてたっけなあと言う記憶だけが残る。
結果としてコミックやら小説やらで、600冊弱の自炊化を完了したのだけれども、もう二度とやりたくないと言う思いだけが強く残る…達成感よりも辛さの方が大きかった。
24時間-8時間(睡眠)=16時間×60=960分×3=2,880分、それで600冊。一冊辺りで4.8分、5分弱…で裁断からスキャンなど出来る訳も無い。
なので、削ったのは睡眠時間…食事等の休憩時間はそもそも想定外と言う強行軍…。
□Kindle PaperWhiteへ
自炊したpdfファイルをmobiファイルへとコンバート…もまた、冊数を考えると果てしない時間が掛かるのだが、これは時間制限が無いので緩々と進める事にする。
この四日間で精魂尽き果てたので、あと一カ月ぐらいの間に片付けば良いや…。
しかし、こうやって成果物になったものを確認すると、じわじわと喜びが沸き上がって来るなあ…そして今後はもう紙の本とかダメだよなあ、と言う思いを強くする。
新刊で購入し大切に保存していた小説を、今回の作業の為に部屋の奥から出してきたところ、紙が真っ黄色に変色していたからなあ…数年と経っていないハズなのに、だ。
□試し読み
電子書籍化したファイルを試し読み…スキャニングしながらのチェックはしているのだが、実際にPaperWhiteに落とし込んで読んでみるとまた、新たな達成感を感じる。
そして、本来は真っ黄色を通り越してオレンジに近いレベルに黄ばんだ漫画だったのに、グレースケールで取り込んだ画像はこんなにもすっきりとキレイなホワイト&ブラック。
苦労の甲斐はあった。溜め込んだ資産は劣化しないデジタルな資産へと変化を遂げた。
但し、その代わりに自炊=トラウマという意識の更新も図られたので、もう絶対にやりたくないとの思いも強くした…まあ、今後は電子書籍でしか買わないから、大丈夫だろう。
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