イナドメFRPタンクへの野望。

チマチマと書いていたダイエット狂騒曲が一段落しまして。

□報奨金+給付金の残金

奥様より頂いた報奨金+コロナの給付金の残金を合わせると諭吉さんが十人ほどいらっしゃることに…さて、何に使えるかと考え、ここはひとつ大きな買い物をしたい。

このお金に僅かな貯金を足せば、割と大きな買い物も出来るのだ…と考えた結果。

□問題点

以前から気になっていたダブさんのタンク問題。

W650は何度か書いた通り、ロー＆ロングでアメリカンなデザインが各所にある。その中でもこのアングルだと分かりやすい、ピーナツタンクと呼ばれるアメリカンなタンク。

タンクパッドを外し、パッド固定部分をスムージングした事もあるが、SR時代にW650の試乗をした際にうわないわ…と思わせ遠回りしたのもこのタンク形状からだったりもする。

□価格表

ただ、イナドメのFRPタンクは高い…W3仕様だと178,241円にエンブレム代3,743円を足して、181,984円、ほぼ二十万に近いという素敵なお値段が産出される。

ただ、今ならば－十万円と言う武器があり、81,984円と考えればアリなのか。

□装着イメージ

画像はSA仕様のモノだが、確かに格好良いのだ…FRPタンクをきちんと作れば、お値段も妥当なものだとも分かる…一度、800用を入手して触れているだけに品質に不安は無い。

□拾い物画像

ちなみに文字だけでは…そして装着画像ではどうしてここまで固執するかが分からないと思うので、ちょうど良く見つけた拾い物の画像を使わせて頂く事にする。

そう、これだけタンク形状が違うのである。左が純正のスムージング＋ペイントだろう、アメリカンに乗っていても違和感のないデザインだが、国産旧車には違和感がある。

それに比べて、右側のスッとしたデザインのタンクのすばらしさよ…！

□無断使用すみません

そして、これまたネットでの広い画像である…オーナーの方、すみません。使わせて頂きます…な、イナドメFRPタンクが装着されたW650の画像である。

テールランプステーやシートなど細かな違いはあるが、あのお高いフェンダーステーを使われている事もあり、基本的にはかなり近いイメージになりそうな車両なのだ。

うーん、欲しい…でも高い…でも欲しい…悩ましい。

正直、かなり手を入れたW650なのだ、既に。ウチのダブさんは。フロントはハイプロ、リアはオーリンズ、ブレーキはほぼワンオフの強化、外装はイナドメでレトロに。

その上で二十万を投入できるか、それだけの価値があるかと言うと厳しい…よなあ。

□オクで入手

ただ、ネット上での画像と数値で測るならば、これほど惹かれはしない…のだが、以前に誤って落札した800用のFRPタンクの出来の良さを思い出すとなあ…！

まあ、あの時は出来の良さを知る為だけに、一万円と言う無駄な出費となったが。

うーん、実際に掛かる費用と指し引きを、現実的に考えて見るか。目減りする貯金額、交換した事で要らなくなるタンクを捌いたとの仮定も含めて。

タンク価格：181,984円
給付金＆報奨金：-100,000円
差し引き：81,984円

そして今のタンクが購入時に70,000円近く、傷有りで-20,000で50,000円は厳しくとも、40,000円は行くだろうと考えて見るとして。オクならさらに8%も撮られるか。

タンク価格：181,984円
給付金＆報奨金：-100,000円
差し引き：81,984円

落札金額：40,000円
落札手数料：-3,200円
入手金額：36,800円

差し引き：81,984円
タンク売却益：-36,800円
合計：45,184円

…んー。んんん…！単純に貯金から目減りする金額がこの程度なら、やっても良い気がする…気がするんだがやっぱり、二十万近くの買い物と考えると中々、踏み切れない。

今のダブさんにさらに二十万を投入するのが、正しい事なのか。

□上から

でも欲しいんだよねえ、見てこのスッキリとしたライン。国産旧車の系譜を名乗るならこの形状でしょ間違いなく。品質も塗装の質感もばっちりなんだしさあ…。

と、言うのと。長らく手を入れてきたダブさんの外装が、このタンクを持って完成と出来る、のも大きいんだよな。これで矯正出来る部分は、完成と言っても良い。

テールランプステー、フェンダーステー、それらも高かったが入れてきたんだし…な。